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chomoku

"大衆演劇が在る状態"が好きなので

「楽日」の客席から

きのう「千穐楽」でした。

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月初からこの日に仕事を入れないようにして、いそいそと行ってまいりました。それで、いまだ余韻に浸ってしまって使えないヤツです。とほー。 

大衆演劇の興行のサイクルは:

  1. それぞれの劇場やセンターで、1つの劇団が1ヶ月間、興行を担当
  2. 月末最終日に次の興行地へ移動
  3. したがって、その1日前が、最終公演=「楽日」

・・・となっているようです。

現在、大阪で18か所、関西エリア全体では31か所の、大衆演劇の公演スポットがあり(カン★ゲキサイトより)、関西圏に住む大衆演劇ファンは、日帰りで行けるところが31もある事になります。すごい数ですよね。

 

楽日に集う"同志"

その、31もある中から、1か月を締めくくる「楽日」に、どこへ行くかと聞かれたら、やはりそれぞれ思い入れのある劇団さんのところに、という方が、多いのではと思います。

また、各劇場・センターには常連さんがおられます。この方々も、毎日来る方はもちろん、それほどしょっちゅう来られない方も楽日は「最後やし来たわ〜」と顔を出されて、

そんなんで、楽日は、普段よりお客さんが多くなります。

「まあ○○さん久しぶり〜」とか「やっぱり来たん?」など、馴染みの人同士の会話で、とっても賑やか。今日が最後と思うと、開演前からテンションも高くて。

千秋楽のこの感じ、やっぱりいいな。好きやなあ。。。

「最後はここに来た」という方全員と、握手でも交わしたいような衝動にかられたりなんかしてました。

 

1ヶ月間かけて築かれた舞台と客席の一体感

幕が開き、舞台は有終の美のオンパレードーー

お芝居は喜劇が選ばれることが多く、総出演で「笑ってお別れ」

踊りは「ありがとう」「また会う日まで」のメッセージが含まれるような選曲だったり、深読み好きにはたまらない。

無礼講というわけではないけれど、今日だけは許したろ、みたいな場面も。

そんな、ひと月の労をねぎらい合うようなムードは、舞台と客席の間に、ひと月かけて築かれた、目に見えない架け橋があってこそなのでは…と思うのです。

みんな普段より優しく、

普段より涙もろく、

普段よりよく笑う。

普段できない「お花」も、ひと月分のお礼を込めて。

 

日々舞台

楽日が明け、昨日は楽しかったな〜。あの舞踊、もう1度みたいな・・・と、客はのんきに浸っておれますが、役者さんたちはもう次の舞台が待っていて。。。

また、ツイッターで:

という、ツイートを見て、ほんまにせやなあと思いました。

明日がもう、7月初日です。


 

 

 

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